高見山 遭難記  2016.1.10

 2016-01-11
10日は武奈ヶ岳に行く用意をしていた。
9日の武奈の様子をヤマレコでチェックすると、雪は少ないようだ。
雪の西南陵歩きを楽しみにしていたのに残念、今回は中止にしよう。
どこに行くか迷ったが高見山の霧氷はソコソコ有ったので高見山にきめる。
荷物も用意していた45Lのザックから必要最小限の荷物を25Lのザックに入れ替えた。
本来なら地図は用意している比良山系から台高山系に変えてGPSと一緒に
小さいザックに入れる所だが、高見山に行くのに地図やGPSは不要だろうと
持って行かなかった。そのまま就寝。

高見山2016.1.10
たかすみ温泉の駐車場に車を停めて歩き始める。
杉谷との分岐に着くも雪はない。
山頂手前で少しショボイがそれなりの霧氷もあり、
年末のバッテリー切れの仇を打つように撮りまくった。
その後小屋でコーヒーを飲んで休憩後、山頂から崩壊地方面の霧氷が綺麗なので写真を撮っていると崩壊地方向に歩き始める男性がいたので、どちらに行くのか聞いた。
男性は周回して、たかすみ温泉に下山するらしい。
その時10時だ、下山は登山口まで2時間、車道歩き1時間30分で午後1時30分には駐車地に着くらしい。途中テープもあるがややこしい所もあるのでピストンが無難だとも言っていた。
私はピストンでは早く帰りすぎだ、時間的にも丁度いい感じだなぁ、と思い
チョット考えて行くか決めますと男性を見送った。
勿論この道は初めての道だ、誰かのレコで周回コースの有ることは知っていた程度で
どこに下るかも知らなかった。
嫁にどうすると相談すると時間も早いし行こうとの返事。
先ほどの男性はアイゼンを装着していたので我々もアイゼンを装着して歩き始めた。
山頂からしばらくは見事な霧氷に魅入られ、崩壊地では凄い所だと感心し
尾根からの展望を楽しみながら、この道に来てよかったなぁと話して歩いていた。
途中、「三峰山」と「桃俣:林道まで70分」との分岐の標識があり、
桃俣?初めて聞くが迷わず桃俣に向かう。
相変わらず稜線からの景色は素晴らしい。日当りのいい場所にレジャーシートを広げて
昼にする。三峰山、大洞山、尼ヶ岳、曽爾高原など手に取るように見える最高の
ロケーションだ。ここまで単独の男性3名と10人くらいのグループとすれ違った。
今日は全員と「こんにちは」の挨拶を交わした。無視する人はいない気持ちの良い日だ。
その中の一人に、この後助けられるとは思ってもいなかった。
昼飯が終わり次の分岐、天狗山に到着した林の中の展望のない所だ。
表示板には「桃俣」と「黒石山」とある。上の地図を見れば誰でもわかるように
たかすみ温泉は「黒石山」方向だ。

地図もGPSも持ってない、桃俣も黒石山も初めて聞く名前だ。
どちらに行くか迷った、方向は間違いなく黒石山だが桃俣はテープも沢山あり踏み込まれたメイン登山道だ。誰か通るまで待つことにするが山頂は風が通り寒い10分くらい立ち止まるが人の気配はない。桃俣の方は林道まで70分との表示があったので
登山口に間違いない。石黒山はふみ跡も薄い上にテープも少ない(必要最小限のテープはあった)。石黒山の先に登山口があれば登山口の名前を表示するだろう。
石黒山に行ってもまたここ天狗山に戻るだろうと勝手に決めて、桃谷に向かって歩く。
桃俣の登山口に無事着地。ここから1時間30分車道を歩くと駐車地だと信じて疑わなかった。
車道の横には清流が流れてノドカナ集落を気持ちがいいなぁとお気楽に歩く夫婦。
登山口から1時間ほど歩いた所で後ろから白いステーションワゴンにのった男性が
乗りませんかと声をかけてきた。いや後30分も歩けば駐車地の「たかすみ温泉」に着くのでと言うと男性は、たかすみ温泉?今日中には行けない方向が違うと!・・・。
わざわざ少し広い路肩に車を停めて地図を持っているかと尋ねる、地図もGPSも持ってないと言うと、男性はスマホで山と高原地図を出して見せてくれた。
地図を見てビックリした、違う所に着地していた。親切な方で駐車地まで送ると言う。
地獄に仏とはこのことだ。車の中で色々話を聞くと私らが下山中、お会いした一人のようだ。GPSの話になり、その方はログを取るためGPSは持っているという。
ログを取るため、もしかしてヤマレコのユーザーさんですかと聞くと。
そうだった。ハンドルネームは「sukanpo」さんだ。
この場をかりまして改めて有難うございました。親切な神対応忘れることはないでしょう。
もしあのまま歩いて1時間30分たって目的地がなかったら・・・ゾッとします。
これは確実に遭難です。山を舐めたら痛い目にあう、歩きなれた山でも最低地図は必要だ。
最後に嫁はスマホを持っていた。天狗山でスマホをだし登山地図は無いがグーグル地図を
開こうとスイッチを入れたがバッテリー切れ、昨日は充電をしなかったと・・・。
似たもの夫婦だ・・・トホホ・・・。



山頂は例年に比べ ショボイ
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霧氷の残骸(風で飛ばされている)
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避難小屋前もイマイチだ。
小屋で休憩。
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神社前はほとんど落ちていた
この先は風もなくこの時期にしたら暖かい。
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崩壊地方面はソコソコ綺麗だ。
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いつも登る道はこのように山頂は見えない。上の方を見るのは道路からだ。
この道は綺麗に山頂の霧氷がみれる素晴らしい。
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マーキングのリボンも霧氷で飾られている。
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凄い崩壊地だ
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振り向いて高見山の霧氷
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ここは難なく通過
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この先に暖かい斜面があり展望もいいので昼飯にする。

天狗山で迷った??地図不携帯を悔やむが後の祭り。
誰か来たら、道をきくように嫁を山頂に残して石黒山の方の様子を見てくると下って行ったが
桃俣方向に比べてテープも少ない、結局よくわからないまま山頂に戻った嫁に誰か来たか?と聞くが
誰も来ないと、この時の二人に迷った時の深刻さは無かったから厄介だ。
とにかく間違いなく登山口がある桃俣に向かう。
その上登山口に神社があった、誰かのレコに、たかすみ温泉から、なんとか神社を通って周回コースと
書いていたのは覚えていたので、てっきりその神社と思い込み。
間違いないと確信するからたちが悪い・・・。
その後ノドカな集落を歩く時も地元の人に話しかけられ高見山の話をして、周回して、この先に車が有ると別れた
地元の方に「またきてやぁ」「ありがとうございます」と、この先と言わずに「たかすに温泉」と言ったら
ここで間違を指摘されただろうか??。その方が怖かったような気がする。
年の初めの山歩きで道を間違えたが、その後の出会いに感謝して、良い年の始まりの予感がする。


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この登山口に着地
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ここから車道を一時間お気楽に歩く夫婦・・・

そのご sukanpoさんに救助される。ありがとうございました。
上をクリックでこの日のsukanpoさんのヤマレコにリンクしています
収穫は良い人に出会ったのと感じの良い登山道を覚えたこと。次からこの道は大いに利用するつもりだ。

歩くなら369号線から回って行くしかない。とても歩ける距離ではないのはこの地図でもわかる
一番近いのは天狗山まで登り返すしかない・・・弁当は忘れても地図は忘れるな・・・傘かな・・・。
ヤフー地図


道迷した私が言うのはなんですが・・・・
初めての方は登りに使うと間違いはないだろう。
下りでも地図があれば問題ないのはいうまでもない。

カテゴリ :高見・台高・大峰 トラックバック(-) コメント(-)
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