仙丈ヶ岳 (南アルプス)2016.07.20
2016-07-21
昨年雨のため中止になった仙丈ヶ岳に行ってきた。朝一番のバスで北沢峠に到着、すぐ近くのテント場に移動。
不要な荷物はテントに置いて、仙丈ヶ岳に向かう。
仙丈ヶ岳は嫁の強い要望だ。過去二度この場所に来たが、
甲斐駒には登ったが、仙丈には一度目は私一人で登り
嫁は体調不良で登らなかった。
二度目は雨で中止になったので、まだ一度も登ってない。
今日は何が何でも最初の日に仙丈と決めていた。
何年か前登った時は何と簡単に登れる山だと言う印象だった・・・。
今回は中々登り応えがあった、というか持病の腰痛で思うように
歩けない残念な状態だった。
翌日は前の日の疲れか朝起きるのが遅すぎて、甲斐駒に向かうが
4時の最終バスに間に合わないのは確実な状態だ。
もう一泊は気が進まななぁと嫁と話しながら仙水木屋まで登って来たが
甲斐駒に登っても上の方はガスぽい、景色も期待できない
いっそ今から引き返して、木曽駒に予定変更しようとなった。
12時頃にはロープウエイ行バス停に到着できそうだ。
何とか宝剣山荘に16時まで登れるかなぁ、もし時間的に無理なら
安ホテルで泊まり翌朝一番に登ろうと決めた。
木曽駒ならコマクサも見れると意見が一致
そんなこんなで木曽駒ロープウエイ駅行バス停の駐車場に到着。
バスに乗る前に明日の天気予報を携帯で見ると、雨(涙)今日は最高の天気だが
明日から日曜日まで毎日、曇:雨の予報・・・泣く泣く中止。
バス停上のコマクサの湯に入り大阪に帰って来たというお粗末でした。
尚:今回の山行は夏の遠征のお試し山行でした。
仙丈と甲斐駒を何とか普通に登れると今予定している縦走は何とかなると・・・。
情けないが予定の見直し(超簡単な山行か?腰を何とか直し秋に期待するか)
早い話、仙丈ヶ岳に青息吐息で登ったってこった。高所で息が上がったのではない
1000mと3000mの違いが良く分からないほど鈍感な私の、今の実力がこれだ(涙)。
GPS ログ (山と高原地図)

仙丈ヶ岳 長衛小屋 テン場~
距離 10.2Km
上り 1104m
下り 1067m
ちなみに6月27日の八経ヶ岳のGPSログは
距離 11.5Km
上り 1173m
下り 1109m
八経ヶ岳よりチョイ短い・・・涙涙涙・・・
山行のインターバルが長かったのは、稲村ヶ岳の下山中
虫に両耳を刺され・・・腫れて・・・かゆくて・・・散々な目に遭い
山に行くのが嫌になっていた。
心臓と一緒で皮膚もかよわい自分です・・・。
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甲斐駒ヶ岳 2015.8.19
2015-08-20
今回は嫁さんの要望を聞き、仙丈ヶ岳に行って来た?正確には行く予定だった。何年か前、仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳に行ったが
その時嫁さんは甲斐駒には登ったが、翌日の仙丈ヶ岳は体調不良で登ってなかった。
北沢峠からの両山なら、ヨレヨレの腰痛持ちの自分もテント泊が出来る。
北沢峠バス停から10分、そのうえ緩い下りだ自分にピッタリのテント場だ。
18日夜中に長野県側の仙流荘バス停横の駐車場は基本無料だ。
目立たないように?小さなポストがあり、管理協力費200円と書いていた、前は見落としたのか
入れなかった、今回は200円入れて帰った。綺麗な水洗トイレもバス停にあり顔も洗える。
駐車場で仮眠して始発(6時)のバスで甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳の登山口北沢峠に7時到着。
長衛小屋のキャンプ場で手続きを終えテントを張り余分なものはテントの中に置いて、
今日の目的地、甲斐駒ヶ岳に登る。
ちなみに明日は早朝から仙丈ヶ岳に登り昼頃キャンプ場に帰り、
北沢峠から昼一のバスに乗って駐車地、仙流荘に到着の一泊二日の山行予定だったが。
甲斐駒ヶ岳は晴れの中予定通り登りキャンプ場に帰ってきた。
明日は早朝4時30分から仙丈ヶ岳に登るので、嫁さんに4時30分までにテント場に来るように伝える。テントは一人用
(嫁さんは長衛小屋に泊まっている)。
3時ごろ雨音で目が覚める・・・雨でも行くか・・・行っても山名板を見るだけで景色は駄目だろうなぁ・・・
悩んだ末中止にして朝一のバスで帰るに決める。
4時過ぎ嫁さんが雨やけどどうするとテントに来た「中止して帰ろう」「OK」で帰ってきた。
雨でも登った人が多かった、中止の人もかなりいた。
始発を待つ間、こもれび山荘でコーヒータイム。
仙流荘に8時に帰ったので温泉も開店前、大阪に14時ごろ帰宅、なにか消化不良の感のある山行になった。嫁さんは2度目の仙丈ヶ岳不登、次行く時は初めの日に仙丈ヶ岳に行くと言う。
GPS
山頂は直登コースの途中で切れているが山頂から巻道コースで後は同じ道を帰った、(山頂から地図で三角形)
二子山経由でないのは全体的に樹林帯の中を歩くので面白くなく、コースタイムの1時間増しと遠いので
ピストンが良いと思う(前回の教訓で)

予定の登山計画(日付が間違っている8月19日が正解だ、いつものことだ)
計画書でGPSではない
甲斐駒・千丈ともにピストンにした。甲斐駒の双児山から北沢峠間は樹林帯で面白くない。
千丈もカールに下ると花の時期には綺麗な花が咲くだろうが今は何もない、展望は良くない
途中一か所だけ、鋸岳の見えるところがあるが、相対的にピストンのほうが展望は良いので
この計画にした。千丈は残念だが、これも含めての山登りだ。気にしない。

長衛小屋 横の登山口から登る

仙水小屋
ここの料理は美味しいらしいが、完全予約制と聞いた。前に水があるので小屋の人に声をかけ
飲ましてもらった。その時出てきた人が小屋の主人かアゴヒゲの立派な親父さんだった。
飛び込みでも泊まれる雰囲気だった。

仙水峠(写真みたらわかるって)

仙水峠で独特な山容の摩利支天と奥に甲斐駒が目に入る
ここから急な樹林帯を息を切らして登る。

2年前歩いた鳳凰三山、地蔵岳のオベリスク(あの天辺はビビッて登れなかった)

甲斐駒が近くになった

中央アルプス

この時は明日登ると思っていた、仙丈ヶ岳
写真中央の尾根を登るので登りはじめだけ頑張れば後は山頂まで緩やかな登りだから
楽勝だと嫁さんに説明していた。

鳳凰三山 この方面が一番天気が良かったので

鳳凰三山の後ろに富士山が顔を出すが、上のほうは傘雲か?

駒津峰から


駒津峰から一度下り山頂を目指す。


北岳・間ノ岳


今回は直登コースで(前回は巻き道で登ったので) 勿論、嫁は巻き道へ。



直登コースから・・・北岳・間ノ岳・・・その奥は塩見岳と思う?




ここに出てきた

山頂到着

賑やかな山頂

山頂の向かい側に、祠や鉄剣があるピークに行く

ピークから甲斐駒ヶ岳山頂
このピークは山梨県側、黒戸尾根コース上にある


下山は一般登山道(巻き道)


駒津峰付近でホシガラスを激写(まぐれで撮れた)

テント場が見えてきた・・・ここから長い・・・

ガレ場を通り

南アルプス独特の白樺の苔むした登山道を通り

仙水小屋の水力発電の横を通り

丸太橋を渡り

嫁さんの泊まる長衛小屋(前がテント場)
山小屋には珍しく営業時間が7時~19時までだ。
当然だが朝飯は弁当のようだ、いいところ?はシャワーがある事かな(500円)

我が家に帰宅(左側)
テント場内には豊富な水が蛇口から流れている
仙丈ヶ岳の山小屋では水が枯れているとので注意とあった。

テントは双六岳(鷲岳・水晶岳)以来だ、その時も大雨で三俣山荘ではテント場を横目に迷わず小屋泊り
その後ヘルニアを患い今日に至る。自分にしたら数少ない(私にもテン泊出来ます)テン泊山行。
次は晴天を狙って行こう。雨の中の撤収は辛いものがある(泣く)。
テントを撤収するとき昨夜は風もなく雨が降っていただけなのにロープ(ひも?)全部緩んでいた
張った時はピーンとなってたが・・・もし強風がきたらテントが倒れるのかなぁ?。
家で張る練習しとこう・・・っていつまた使うかは不明だが。
そんな中、女子高生登山部の皆さん元気だ、この後円陣を組み気合いを入れて、甲斐駒に向かった。
若者は元気だ、雨など気にする様子もなく笑いながら山に登って行った。
5時前のテント場

今日20日登る予定だった仙丈ヶ岳の登山口を横目でみながらバス停へ

北沢峠(バス停)からの仙丈ヶ岳登山口は公衆便所よこから、前の小屋は「こもれび山荘」

始発のバスを待つ間コーヒータイム こもれび山荘は旧長衛荘だ(前はここに泊まった)
テント泊でなければ、この小屋に泊まるのがベストだ、朝食に暖かい味噌汁も欲しいし。
って最近、朝は弁当を頼んでいるが・・・。

運転手さんの傘がむなしい・・・

仙流荘バス停 今日の仙丈ヶ岳天気予報は昼が雨のピークで夕方上がるとの予報でした

仙丈ヶ岳は嫁さんを嫌っているようだ。
毎回思うが行と帰りの荷物は帰りが多い(量)それは弁当その他のゴミだ。
確かにザックは軽くなるが、量は多くなり、パッキング下手もあるがパンパンになる。
みなさんゴミの処理はどうしているのかなぁ。
ちなみに山に行くと体重が増える、弁当など嫁が残したものを全部食べるからだ。
残した物をザックに入れると腐った残飯・・・・それが嫌で無理してたべる。
何かいい方法はないのか?。
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鳳凰山(夜叉神の森登山口から三山縦走)2012.9.10~11
2012-09-12
南アルプス北部にある鳳凰三山は白砂巨岩の神秘な山々です。360度の展望は優美な富士、迫力の北岳、八ヶ岳、秩父連山、晴れた日には遥か駿河湾まで見渡すことが出来る。
鳳凰三山は北から地蔵岳(2764m)観音岳(2840m)薬師岳(2780m)の三山で構成されています。
特に地蔵岳の山頂部にあるオベリスクと呼ばれる巨大な尖塔は、鳳凰三山の象徴的存在です。
らしい。
アクセスは遠いの一言。以前来た時(北岳、間ノ岳縦走)はナビが壊れ散々な目にあいましたが、今回は順調に
登山口、夜叉神の森へ到着。
夜叉神の森は南アルプス林道通行止めゲート前(この先マイカー規制)にありトイレや自販機もある無料駐車場。
1日目 夜明けと同時にスタート、夜叉神峠へ向かう。急坂が続く、ブナやミズナラ林を約1時間登ると夜叉神峠に着く、山小屋があり広場から白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)の眺望が最高だ。
峠からも樹林帯を登ると杖立峠に着く。その先もひたすら原生林の中を登り詰める。息を切らしながら登り続けると苺平のコルに着く。あとは南御室小屋までは緩やかな下り坂だ。南御室小屋にはテント場もあり小屋の横には
南アルプスの天然水が湧き出ている。冷たくて最高に美味しい。小屋の前で休憩、少し早いが昼飯を食べる、と言っても途中コンビニで買ったパンだが。
小屋裏から急登になり、森林限界を超えると展望が開け(ここまで、6時間チョイほぼ無展望の森林の中を登った)砂払に着く。砂払を少し下ると薬師岳小屋がある。宿泊手続きを済ませ荷物を小屋に置き薬師岳へピストン、明日の朝は早く立ち次の観音岳で御来光の予定なので暗いなか薬師岳を通過するので今日登った。
2日目 予定通り薬師岳~観音岳まではライトを頼りに歩き。御来光は観音岳山頂、観音岳は三山の最高峰でさえぎる物の無い岩峰からの眺望は一級品。
観音岳からは岩稜が続くガレ場を下り稜線沿いに赤抜沢ノ頭へ向かう。山頂から賽ノ河原に降りる。数多くの地蔵さんが祭られている。ここからオベリスクに登る(途中怖くて残念)。この時若い人や(大学生くらい)沢山いてる中で一人だけ登頂成功、40代後半くらいの男性、聞く所によるとクライミングの経験者らしい。
最高にカッコよかった。連れの連れさんなら簡単に登頂出来るだろうと思った。
私もトライしたが最後の岩は怖くて残念。
ここはクライミングの経験があるか腕力でよじ登るかだが、悲しいかなどちらも無い。。
今回の山行き、この岩をよじ登るだったが怖かった。残念無念。。。
これで今回の山行は終わりのような気分になったが、この先 高嶺山頂からの激下り、白鳳峠から広河原までの激下りでヨレヨレ状態で広河原に到着、と同時に雨 よかった雨にあわずに。
広河原からは乗合タクシーで登山口、夜叉神の森駐車地へ。。芦安温泉で汗をながし、片道460キロの大阪まで帰る。大阪到着深夜0時過ぎ(高速深夜割引狙い)。。

下の3枚は下山後 広河原アルペンプラザに貼っていたポスターを写した。



拡大 + すると南アルプス林道(バス道)が見える
夜叉神の森 登山口

夜叉神峠 白根三山 右から北岳、間ノ岳、農鳥岳 (山小屋前から)


夜叉神峠と ここだけ展望あり(杖立峠??)今日はほぼ無展望の森林の中をひたすら登る

苺平 ここから下り

綺麗なおねえちゃんが薪割り、カッコ良い。
今日泊まる山小屋には水がないので小屋の横の湧水をボトルに入れる。兎に角美味しい水だった
テント場もある。
小屋の裏から激登り・・・(流石に南アルプスの山小屋って感じ、北アルプスのオシャレな小屋とは・・・)

砂払山 やっと森林限界を超え展望がひらけた

砂払からの薬師岳 (薬師岳小屋は砂払山と薬師岳のコルにある)

明日この山は暗いうちに通過するので今日登った(小屋にチェックイン後)


今日の宿 薬師岳小屋(シブイ)小屋に入ると・・・やめとこう想像にまかせます 南アルプスです。
案外好きですこの感じ。。

2日目 予定通り御来光前に観音岳 眺望は一級品。
薬師からくる途中南の方で稲光、目線の下に見るのは初めての経験

北東に八ヶ岳

南に薬師岳と富士山

東に浅間山か?な?

西に 北岳、間ノ岳、農鳥岳(3000m級の山々)

北は稜線続きの甲斐駒ヶ岳


地蔵岳(オベリスク)

オベリスクの上に立っている最高にかっこいい拍手先端は1mほどの広さ風が強いのに立った。。
連れの連れさんなら登れそう。
下には大勢のギャラリー全員拍手と歓声

私もトライ(相方撮影 ブルーのシャツ)登る前にやめとき登れるわけないやんと・・・登ってみないと分からないと私

グリーンのシャツの人の上にブルーのシャツは私。ここまでは何とか登れたが怖いこの先残念。
後で先端に登った人はクライミングの経験者とのこと。先端に登れるのはクライミングの経験が少しでもあるか
または腕力で登るかどちらも無い私は無理。この山行の目的はオベリスクに登るがテーマだったがあえなく撃沈
誰かリベンジを・・・。

中央の岩が先端部です

上から下の赤いシャツのおばちゃんは相方

賽ノ河原から甲斐駒ヶ岳

高嶺への登り

高嶺から広河原(北岳、間ノ岳の登山口)

仙丈ヶ岳

高嶺 山頂

山頂から激下り(岩場)白鳳峠

広河原への下り


相方



白鳳峠からの下り約2時間の後半は大峰 行者帰小屋の裏のザレ場のような所を約1時間激下り
疲れました。。
広河原アルペンプラザ 乗合タクシーで駐車地 夜叉神の森へ
料金は終点 芦安駐車場までと同料金(1100円)で乗れる、ちなみに甲府行きバスで夜叉神バス停まで950円 タクシーは9人乗り人数が揃うと発車
このタクシーにイケ面の若い男性が2人乗って来た。テレビでよく見る顔だが名前はわからない。
北岳からの帰りだと思う。

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北沢峠~甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳(南アルプス)2011.7.22~23
2011-07-24
GPS 軌跡
甲斐駒:仙丈
長さ 19.61Km
最高標高 3036
最低標高 2009.3
登り 2243
下り 2180
7月22~23
南アルプス 甲斐駒 仙丈に1泊2日で行って来ました
21日中央道、伊那ICから約40分南アルプス林道バスの出発地、戸台の仙流荘横、登山者専用 無料駐車場に車を停め、6時前 北沢峠行き始発に乗車 7時前に北沢峠到着、すぐ最初の目的地、
甲斐駒へスタート
コメツガやシラビソ原生林の中を登ると露岩帯に出て、仙水峠へ着く。
摩利支天が白く聳え立っている、峠から駒津峰への登り、駒津峰からは狭い尾根道
登り下りを繰り返し、六万石のコルの先で右の巻き道を行く、そのうち、歩きにくい白砂のザレ場になる
摩利支天への道を過ぎると最後の直登りで甲斐駒ヶ岳山頂だ。
下山は駒津峰まで戻って、北沢峠へハイマツの尾根からガレ場を下り、双児山を登り返し
シラビソの原生林の展望の無い道をジグザグに下り、今日の宿、北沢峠、長衛荘の横に下る。
六万石からの直登と右への巻き道は、相方の一言で巻き道へ、相方曰く巻きの巻きは無いのか?
真っすぐ登りたかったが。。。
駐車地から鋸岳

北沢峠 後ろの山小屋は長衛荘


仙水峠からの摩利支天
ここで休憩し「おの@あびこ」さんに聞いていた物を探すが分からなかった、有るのは石楠花だけだった

遅れましたが天気は曇り時々晴れ、山はほぼガス、期待していた他の山は全然みえない
雨よりましだが・・・

この先は相方の指示で巻き道へ(涙)・・・


駒ヶ嶽神社本社より、甲斐駒ヶ岳山頂




双児山を経て北沢峠 1時間50分の標識は間違いです。
山と高原地図も下り1時間50分 登り2時間50分とありますが、実際は登り下り共+1時間です
長衛荘で夕食の時、小屋のオーナーのお話で、明日 甲斐駒に登る人に注意していました
あの標識は間違いなので、早く下山したいのであれば仙水峠からテン場経由で下山するようにと言っていました
私も下るのに普通に歩いて2時間40~45分かかったので 1時間50分って走るのかと、相方と話していました。

下山のハイマツ帯

双児山

甲斐駒ヶ岳は想像以上に厳しい登りだった、特異な山容と共に強烈に印象に残る山だ
長野県側ではこの山の事を東駒ヶ岳と言うらしい、ちなみに何年か前登った 中央アルプス木曽駒ヶ岳を西駒ヶ岳
中央アルプス空木岳の隣の山は南駒ヶ岳だ、この山はそのまま他に呼び名は無いと思うが?
木曽駒に比べ甲斐駒の方がずいぶんキツイと思った。
今日の体調は普通悪くは無かったが、疲れました初めに登って良かった
あすは千丈ヶ岳、標高は少し高いが、楽に登らしてくれるかな?
小屋もお客さんが、そう多くなく布団1枚もらえた、明日は4時スタートだ。
2日目 仙丈ヶ岳
朝3時過ぎ小屋で作ってもらった弁当を食べ、4時前、北沢峠から樹林帯を登る、夜明けは4時30分だ
昨日天気がイマイチで景色がほとんど見えなかったので、早く山頂に着き、他の山々を心行くまでみるつもりで
昼前からはガスになるので、ところが今日も朝からほぼガス、今回の山行きはオールガスだった。
北沢峠から登り少し下って二合目に着き北沢駒仙小屋への分岐。さらにジグザグに登ると四合目だ
五合目が大滝ノ頭で、右へ仙丈藪沢小屋への道が分かれる
さらに尾根を詰めると森林限界になり、目の前に小仙丈が聳え、ハイマツ混じりの岩稜を伝う
小さな岩場を下り、登り返すと避難小屋への分岐で、眼下に大きなカール底が広がる
ここで雷鳥親子と出あう
またも稜線を登ると仙丈ヶ岳山頂だ。
下山は馬ノ背へ下る。沿道はお花畑一色、カールに下り、さらに沢沿いに下ると馬の背の細い稜線歩きになり
馬の背分岐に着く。ここもお花畑が凄い、チングルマ、シナノキンバイ、黒ユリが絨毯を敷いたよう
ここから馬ノ背ヒュッテへ下る、そして藪沢沿いの(藪沢は崩壊で通行不可)道を見送り
仙丈藪沢小屋から、朝登った五合目へ向かう。後は北沢峠まで同じ道を下る。
仙丈ヶ岳はさほど厳しい登りは無かったが約3時間30分の登り、それなりの登山だった
そう楽では無かった。下りは2時間30分、途中、雷鳥親子と遊び、またガスが消えるのを待ち等で
下山時間は10時30分、バスは6時10時13時で10時のバスが出た後、ところが今日は土曜日
お客さんが多いので臨時に11時40分にバスがで、
駐車地に12時40分到着、仙流荘で風呂に入り大阪到着19時
四合目くらいから、北岳、この時点でもうガスがかかっている、今日も景色は駄目だ




雷鳥 子供連れを二組見た (写真は相変わらずピンボケばかり、花とか鳥を撮ると写真の技術がもろ出る)

雷鳥とカールの下に建っている仙丈小屋

カールと雷鳥(三連発)





チングルマのお花畑(仙丈小屋下)

藪沢を横切り五合目へ

五合目に行く途中、甲斐駒ヶ岳がガスの中から山頂を少し出した

下山後、写真を撮った 登りは真っ暗で撮れなかったので

帰りのバスの中から オオビランジ

甲斐駒ヶ岳:登り 北沢峠~北沢駒仙小屋~仙水小屋~仙水峠~駒津峰~摩利支点分岐~甲斐駒ヶ岳頂上
下り 駒津峰~双児山~北沢峠
仙丈ヶ岳: 登り 北沢峠~五合目(大滝ノ頭)~小仙丈岳~仙丈岳
下り 仙丈小屋~馬ノ背分岐~馬ノ背ヒュッテ~仙丈藪沢小屋~五合目~北沢峠
今年はこのあと北アルプスの予定、南アルプスは毎年行こうと思いながら、未だ未踏の最南部
聖岳:光岳を登ろう、どうしても車で行くので登山口が登りも下りも同じで二山行こうと思うので
ここは駐車地から登山道へ直接いけるので、林道があまり良くないようだが
大峰で林道走りをマスターするか。。。
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